Git を MacOS X Snow Leopard にインストールする

Git を Humphrey (MacOS X 10.6.4) にインストールしてみた。

会社のマシンで Git を使い始めたこともあり、 うちの Mac でも使ってみようとインストールすることにした。 Xcode も次期バージョンで Git をサポートするということだし。

Git は分散型なので、 サーバで集中管理しなくてもいいところがいいよね。 個人的なプロジェクトをバージョン管理するなら手軽でいいかも。

Mac 用の Git を探す

さて、 最初は MacPorts で入れようかと思い port search git してみたら、 git-core があった。

でもどうせならフルセットで入れたいなと思い、 Google で探してみることに。 ただ、 フルセットだと何が嬉しいのかはとんと知らないのだけンとも。

すると Google Code に git-osx-installer があるのがわかった。 でもなぜか Leopard 版しかないみたい。 もしかすると Snow Leopard でも共通で使えるのかもしれないが……。

じゃあどうせなら最新版を入れたいなと思い、 http://www.kernel.org/pub/software/scm/git/ からタイムスタンプが 03-Sep-2010 21:05 で最新版らしい git-1.7.2.3.tar.gz をダウンロードしてみた。

Git をインストールする

そして、

./configure
make
make test
したところ、 「*** t9143-git-svn-gc.sh ***」 の 10 番目のテストで
# Perl Compress::Zlib unavailable, skipping gunzip test
not ok - 10 git svn gc does not change unhandled.log files
となってしまった。

これはもしかすると Perl のモジュールがないのが原因かと思い、 CPAN から Compress::Zlib をインストールすることにした。

sudo perl -MCPAN -e "install 'Compress::Zlib'"

するとこれはこれで

Warning (usually harmless): 'YAML' not installed, will not store persistent state
とかいっている。

なので

sudo perl -MCPAN -e "install 'YAML'"
してみた。

この状態で

make test
してみると、 最後に
fixed 4
success 6382
failed 0
broken 27
total 6450
と出力された。 同時に make clean が実行されて、 ゴミらしきファイル・ディレクトリも自動的に削除されたので、 テストは成功したのだろう。 ただ success の数と total の数が合わないけど……。

もっとも、 テストの途中で、

# UTF-8 locale not set, some tests skipped ()
とかいっていくつかスキップされたテストがあるようなので、 気にしないことにした。

そして make install して、 git gui とか gitk とかしてみると、 どうやらうまく動いているようだ。