USB HDD をリードオンリーでマウントしてみる

訳あって USB ハードディスク (Pearl) をリードオンリー (読み出し専用) でマウントさせることになった。 それには /etc/fstab を書くという古典的な方法が使えるはず。

/etc/fstab でハードディスクを指定するにはラベルを使う方法があるけれども、 それよりは UUID を使った方が間違いがない。 UUID を調べるには、 ハードディスクをマウントしておいて次のようにする。

$ diskutil info /Volumes/Pearl | grep -i uuid
   Volume UUID:              XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX

/etc/fstab を編集する場合、 直接編集してはだめ。 vifs コマンドを使って以下の行を追加する。

UUID=XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX  none  hfs  ro  0  2

ここで ro がリードオンリーを表す。 hfs はハードディスクのフォーマットで、 HFS もしくは HFS+ の場合に指定する。 WindowsNTFS の場合には ntfs になるんだろうけども、 そもそも NTFS は元々リードオンリーでマウントされるので (Snow Leopard の場合だけど) 意味はないかな ((逆に ntfs rw とすると読み書き可能でマウントされるらしい。 ただし多少の機能制限があるのと、Spotlight で検索したときにシステムが不安定になるそうだけど。))。

保存して再起動すると、 /Volumes/Pearl がリードオンリーでマウントされる。 ちゃんと Finder はリードオンリーであることを認識して、 Pearl のフォルダを選択すると 「ファイル>新規フォルダ」 メニューはグレーアウトされて選択できないようになる。