Perl 5.14 が Cygwin に入っていた

ちょっと前に、Perl で開発する仕事があった時のことです。

ターゲットマシンの Perl が 5.8 だったので、ちょっとした確認に使う手元の CygwinPerl のバージョンも合わせておきたいなと思い、Setup.exe で Perl の項目をクリックしてみたら、5.8.x はなかったものの、5.14.2-1 があるのを発見した。デフォルトは 5.10 なのに。

そこで興味本位にインストールしてみることにした。何ら新しい機能を使う目的も要求も欲求もないのだが。

しばらくは順調に使っていた。とはいえ Setup.exe のデフォルトが 5.10 なので、 Setup.exe を実行するたびに Perl の 5.14.2-1 を選択するようにしないと、バージョンが元に戻ってしまうのは面倒くさかったが。

そして、 Doxygen-Filter-Perl という DoxygenPerl のソースを扱うためのスクリプトを導入しようとしたときのこと。CPAN でいくつかのモジュールをインストールする必要が出てきた。ところが、ダウンロードしたモジュールをコンパイルするところでエラーになってしまう。

いろいろ手を尽くして、Rebase したり、なんだりをしたが、結局 Perl を 5.10.x に戻したらうまくインストールできるようになった。