スマートビデオカメラ (スパイカメラ) SVC-880 が届く


Smart Video Camera SVC-880 とパッケージ


Smart Video Camera SVC-880

土曜日に注文した ビデオカメラが届いた。

YouTube などのレビューをみると、 ほとんどの人は Mini DV MD80 と書いている。 しかし画面サイズが 720x480 とあったりするので、 SVC-880 と間違っているようだ。 実際、 見た目から何からそっくりなわけだが。

両方を手にした友人から聞く所によると、 画面の右下に日付と時刻がリアルタイムに表示されているのは SVC-880 だそうだ。 二つの特徴を以下に書いておく。

特徴 MD80 SVC-880
録画形式 AVI (Motion JPEG) 640x480 30fps AVI (Motion JPEG) 720x480 30fps
対応メディア MicroSD 最大 8GB MicroSD SDHC 最大 8GB
録画時間 2 GB 約 1 時間 10 分
8 GB 約 5 時間
明記無し; 13 分 25 秒の動画が 1.09GB になることから、 4 GB 1 時間程度と推定される
重さ 50g 18g
サイズ 55x28x20mm 55x22x19mm
動作時間 約 2 時間 約 1 時間
充電時間 約 2 時間 約 2 時間
音声トリガー録画 非対応 対応: 65db以上の音に反応、2 分間撮影
日時表示 非対応 対応
対応OS Windows 2000/XP/Vista(32bit) Windows XP/Vista(32bit)
ただし友人はW2kで取り込んでいるし、
自分はMac OS X Snow Leopard で取り込んでいる

録画時間のスペックからみてわかる通り、 MD80 の方が約 2 倍は長く録画できる。 ということは同時に、 動画の圧縮率が高い、 すなわち低画質だということであろう (画面サイズが小さいという点を考慮に入れても)。 実際両方を手にした友人は、 MD80 の方は大変がっかり画質だと言っていた。

もっとも、 YouTube で 「MiniDV MD80」 で検索して出てきた動画を視てみたところ、 YouTube で視る分にはそれほど気にならないとも言える。

その反面、 バッテリーの持続時間は MD80 の方が 2 倍も長い 2 時間記録できる。 これは MicroSDファイルシステムFAT32 であることから、 最大ファイルサイズ 4GB の壁から逆算したのではないかと思えるようなスペックだ。

いずれにせよ今回手に入れた SVC-880 の方は自分の用途、 ドライブレコーダとか気軽に撮影するとか盗撮… いやいやそれはイクない 、 としては十分な長さであり、 必要以上にきれいな画質だ。

早速撮影する

初めての SVC-880 ムービー
(MiniDV MD80 ではありません)

手に入れて早速、 ちょっとはなれたところまでドライブして撮影してみた。

カメラは助手席側のバイザーに、 付属のクリップで留めた。

なお、 動画ははてなフォトライフにアップロードするために、 画面サイズを 720x480 から 480x320 に縮小している。 というのも、 QuickTime X で MOV H.264 に変換したムービーは、 フォトライフのサーバにはアップロードできるものの、 なぜかその後の変換が何分経っても終わらない。 なので、あらためて ffmpeg で画面サイズを縮小している。 そしてその際、フォトライフの変換後の画面サイズである 480x360 に合わせるために、 上下に 20 ピクセルずつのパディングした。

なお、 動画のサムネールの日時表示の文字が汚いのは、 動画の画面サイズを縮小したせいではない。 はてなフォトライフがサムネールを作る際に低画質で圧縮したせいと思われる。 実際に再生すると文字もきれいに表示される。

また、 この動画は 320x240 で表示されているが、 再生時に画面をクリックすると、 もう少し大きく 480x360 で再生できる。

やっぱり、 はてなを使いこなすのは難しいな…。

早速破壊する


分解した SVC-880

使い方がよくわからないままに、 あちこちのボタンを押したりしていた。 しかし USB ケーブルに接続して充電していたせいか、 録画が始まらない。

そこでとりあえずリセットしようとして、 Reset と書いてあるサイドの穴にクリップの先を突っ込んだ。 取説にはカチッとなるまで押せと書いてある。 しかし少しもカチリとはいわない。 そこで思いっきり押してみたら、 本体を振るとカチャカチャ鳴るようになってしまった。

これは部品を壊してしまったか。 ということでばらしてみたのが左上の写真である。 案の定、 二つの部品が取れていた (写真中央のリンゴマークの中)。 どうやらマイクロスイッチの様子。 バリが削れたかくらいに思っていたらトンだ災難である。 いや、 まあ自分がやったんだが。

しかしあまりに小さくて、 どう取り付けたらいいかわからない。 これはもうあきらめるしかないか。

これでもうリセットが必要になるような操作は出来ないなあ。

2010-03-24 追記:  SVC-880 をいろいろ試してみたに、 も少し詳しく書いた。